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【 概 要 】−天徳院の創建は元和9年、加賀藩3代藩主前田利常が正室である珠姫の菩提を弔う為、長安寺11世泉滴を金沢城の城下に招いて開山したのが始まりと伝えられています。以降、歴代加賀藩主から庇護され寺運が隆盛し、5代藩主綱紀は元禄6年に父光高の50回忌の供養の為、名工山上伊左衛門を招へいし10年月の歳月をかけ新たに堂宇を建立しました。明和5年の火災で山門・宝蔵などを除いた多くの堂宇が焼失したが、翌明和6年に10代藩主重教の命により僅か70余日で本堂、庫裏等の主要の建物が再建されました。現在の山門は元禄7年に中国明の僧、黄檗宗五代管長高泉性敦和尚の指法により建立された黄檗式建築で、三間一戸の2重楼門、入母屋、本瓦葺、2重楼門建築としては石川県最古の遺構として石川県指定文化財に指定されています。寺宝も多く天徳院第3世月爬道印和尚が鋳物師初代宮崎寒雉氏に命じて作らせた葫蘆様釜が石川県指定文化財に、桃山時代に製作され3代藩主利常から寄進された存星卓が金沢市指定文化財にそれぞれ指定されています。 |
天徳院(金沢市):周辺の見所 |
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