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【 概 要 】−座主家は七尾市中島町藤瀬に位置する旧家で、かつては藤津比古神社の祭祀を司る座主房と呼ばれた別当を担っていました。藤津比古神社は第12代天皇である景行天皇の御代に創建されたと伝わる古社で、平安時代に全国の著名な神社をまとめた延喜式神名帳には式内小社として列記されていた格式の高い神社です。座主家が何時頃から藤津比古神社の別当職になったのかは判りませんが相当歴史のある家柄だった事が伺えます。現在の座主家住宅は江戸時代中期に建てられたもので、口能登型民家の最古の遺構とされます。口能登型民家とは、現在の石川県は古くは加賀国と能登国に分かれ、その能登国に分布する民家形態の事で大きくT型とU型に分かれています。T型の概要は土間に面して正面に広間、背面に勝手(カッテが土間に張り出すように配置)と納戸(ネマとして利用)、土間の逆側の正面が座敷、その背後が仏間となっています。U型は粗間取りは同じですが勝手(カッテ)がT型よりも発展した形状となっています。座主家住宅は国指定重要文化財に指定されています。 |
座主家住宅(七尾市):周辺の見所 |
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