　石川県・白山市・多川家住宅

【概　要】－多川家は加賀藩家臣も務めた旧家で幕末から明治にかけて肝煎役を歴任にした豪農です。現在の主屋は天正年間に作庭された庭園を一部残しながら明治時代末期から大正時代に建てかえられたもので、当時の当地方の建築様式を伝えるものです。多川家住宅主屋（木造２階建て、桟瓦葺、建築面積３３７㎡）は"造形の規範となっているもの"として国登録有形文化財に指定され、現在は"加賀藩千石預り肝煎役（庄屋）の館多川家"として内部公開され加賀藩主前田家からの拝領品の品々や古文書などが展示されています。

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