志賀町・松尾神社(拝殿)

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【 概 要 】−松尾神社の創建は承和元年(834)に山城国にある松尾大社の分霊を勧請したのが始まりと伝えられています。古くから3村(町居村、草木村、日下田村)の惣社として信仰されてきました(現在は町居地区の産土神)。現在の松尾神社本殿は室町時代後期の永禄2年(1559)頃に建立されたと推定される建物で、一間社流造、板葺、宝永元年(1704)に改修工事が行われているものの細部の組物や彫刻などが建立当時の姿を留め、能登地方に残る数少ない中世神社本殿建築の遺構として国指定重要文化財に指定されています。松尾神社拝殿の建築年代は不詳ですが、本殿とほぼ同様な構造、手法をしているところから同じく室町時代後期に建てられたと推定される建物で入母屋、茅葺、妻入、桁行5間、梁間3間、何度か改修されているものの建立当時の姿をよく留め、石川県内に残る数少ない中世拝殿建築の1つとして貴重な存在で石川県指定文化財に指定されてます。
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