全昌寺 |
概要: 全昌寺は大聖寺城主山口玄蕃の菩提寺だった寺院です。元禄2年(1689)の奥の細道では松尾芭蕉が全昌寺を訪れ宿泊し、芭蕉は「庭掃いて出でばや寺に散る柳」、曾良は「終宵秋風聞くやうらの山」の句を残ししています。
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長流亭 |
概要: 宝永6年大聖藩3代藩主前田利直が藩邸の大聖川沿いに別邸として建てた建物で木造平屋建て、寄棟、柿葺、桁行5間、梁間4.5間、内部は上ノ間、次ノ間の2間で構成。藩主別邸の遺構として国指定重要文化財に指定。
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鹿島の森 |
概要: 鹿島の森は大聖寺川の河口と北潟湖に囲まれた小島で標高30m、周囲600m、総面積約3万平方メートル、楕円形の形をしています。日本海側の植物分布上で大変貴重な存在で昭和13年国の天然記念物に指定されています。
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加佐ノ岬 |
概要: 加佐ノ岬は加賀海岸のうちで最も日本海に突き出た岬です。岬の先端には加佐岬灯台が設置され船乗りの目印となりました。先端は海食により軽石質砂石が侵食され、周囲には小さな岩島が海面から顔を出しています。
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実性院 |
概要: 寛永18年、前田利治の家臣玉井市正が、通外祗徹大和尚を招き一庵を設けたのが始まり。万治3年、利治が死去すると実性院と改称、歴代前田家の菩提寺として繁栄しました。本堂や御霊屋、前田家廟所などが市指定文化財。 |
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